株式会社 タンザワは創業してから半世紀以上。時代の動向を読みながら、常に一歩前へ一歩前へとアップデートを続けています。
ガラス
メッキ業
昭和
水晶の原石が発見されたことによって水晶の原産地として名が知れ渡った甲府。行き過ぎた水晶の採掘や戦争といった苦難を乗り越え、水晶産業・ガラス研磨業が発展してきた中で丹沢正一(現会長の父)が丹沢製作所としてガラスメッキ業を始める。
卸売業
バブル崩壊
卸売業へ
現会長 丹沢良治が、
天然石アクセサリーの卸業を始める。
卸から製造小売業へ
小売業の製品を流通させるには、卸業者や小売業者に頼らなければなりません。この流れを変えて「自社で製造して自社で売る」といった製造小売体制を作り上げてきたのが今のタンザワです。
直接お客様と接することによりお客様のニーズや要望に応えることができ、また、これからのトレンドの物づくりに生かすこともできるようになりました。製造業がブランドを確立するのは容易ではありませんが、小売りを行うことでブランドも確立してくると考えています。
製造小売業
平成
株式会社タンザワに改組
クリスタル・ミュージアム
オープン
石とガラスの博物館、カフェ「ベルエポック」とアクセサリーショップを併設した店舗をオープン。
個人旅行へのシフトにあわせて
バブル崩壊以降、消費者の価値観が多様化。観光においても男性主体の観光バスなどによる団体旅行が減り、女性が主体の個人旅行への需要が高まりました。卸売業務の拡大のため全国を見て回っていた経験を活かし「観光地や女性主導の消費構造に変わる」といち早く考え、1993年に小樽に最初の直営店をオープンしました。
1996年には甲府市の山梨県立美術館のそばに「クリスタル・ミュージアム」をオープン。その後、街をそぞろ歩きして、その街の小さな発見を楽しめる個人旅行へシフトして、全国各地の観光地に「石ころ館」「玉屋」「凸凹堂」などの直営店を数多く展開しています。
観光小売業
甲州夢小路オープン
小江戸情緒あふれる観光施設を甲府に開業。山梨の美味しさ、楽しさ、美しさと出逢える場所。
インバウンドの波へ
2013年ごろから訪日外国人旅行者が増加。日本の歴史ある建築や文化は海外でも注目されており、アジアの経済発展により、諸外国から訪れる観光客も年々増加しています。
そのインバウンドの流れの中で京都や浅草などの著名な観光地だけではなく、山梨にも世界に発信できる素晴らしい産業が多くあるということを外国人旅行者へも知ってもらうために、山梨の歴史や文化・産業などを感じられる街並みのオープンへと動き始めました。
他地域での出店により培った観光地やまちづくりのノウハウを生かし、甲府市に「甲州夢小路」を、2017年には河口湖に「富士大石ハナテラス」をオープンさせました。
会社分割
街づくりによる地域活性と自社のアクセサリー企画や店舗運営の役割を分け、それぞれの事業分野をより追及していくべく分社化。株式会社タンザワホールディングスは地域開発を、株式会社タンザワは店舗の運営開発事業を強化するかたちで会社分割を行う。
富士大石ハナテラス
オープン
雄大な富士山が目の前に広がる河口湖・大石に石畳と白壁の建物が並ぶ観光施設を開業。
令和
花小路 オープン
甲府城の南に新たな商業施設を開業。
歴史の足跡を色濃く残す文化とともに現代の生活に溶け込む新しい城下町。